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遺品整理のトラブル事例

悪徳業者の手口を遺品整理のトラブル事例から学ぶ

遺品整理のトラブル事例のイメージ

このページでは、高額請求や不法投棄、貴重品の無断回収など遺品整理に伴うトラブル事例を調べて、業者選びの注意点を紹介します。

遺品整理業者の中にも優良業者悪徳業者がいて、ここでは悪徳業者がどんな手口で依頼者に被害を及ぼすか、代表的なパターンを事例の中からピックアップしてみます。

貴金属品や現金などを無断回収された事例

タンス預金などのへそくりや、故人が大切にしまっていた宝石や時計など、亡くなった当人しか存在を知らない貴金属や貴重品などが遺品に混じっていることはよくあります。優良業者は遺品を仕分けしてどんなものが出てきたか、それらをどうするか、確認して対処するのですが、悪徳業者だと勝手に持って行ってしまうわけです。できれば、遺産整理は現場に立ち会って確認するのが基本ですが、遠方で立ち会えない場合、慎重な業者選びが不可欠です。

解決策

もし、遺品整理の現場に立ち会えず、このようなトラブルに巻き込まれてしまった場合、これは遺品かどうかではなく、詐欺や窃盗に該当します。ですから、そのようなトラブルに巻き込まれた場合は、躊躇せず、警察に通報し被害届等を出すなどの法的なアクションをとることが大切です。

また、このようなトラブルを防ぐためには、遺品整理業者に依頼する前に、宝石や時計といった貴金属や貴重品等が無いかを、確認することをおすすめします。

特に、高齢者の場合は、上記でもあるように、貴金属や貴重品では無く、お金が出てくることも十分に考えられます。そのため、時間が無く遺品整理を業者に任せる場合でも、遺品を確認する時間を作ることが大切です。

見積もりの4倍近い金額を後日請求された事例

遺品整理の相見積もりをとって、一番安価な業者に依頼したところ、作業が終わった後に追加費用をプラスした4倍ほどの金額を請求されたというケースがあります。このように、遺品整理の悪徳業者だと現地調査もせずに安価な見積もりを提示して、事後にあれこれと追加項目を上乗せしてくるトラブルが少なくありません。また、見積もりをとって依頼をしなかった場合にキャンセル料を請求してくる業者もいるので、見積もりが無料かも問い合わせの際には確認が必要です。

解決策

見積もりから多少の変動があったとしても、その都度金額を相談し、依頼者からの了承を得てから作業を行うのが一般的です。このトラブルの場合は、多少の変動とは異なり、後日4倍近い金額を請求されています。

そのようなトラブルの場合は、まず業者に遺品整理にかかった費用の内訳を説明してもらい、納得できなければ、支払いを保留にして行政の消費者センター、または弁護士などに相談することが大切です。

また、このような対処後、それでもトラブルが解決しないのであれは、警察に連絡するようにしてください。

そもそも、見積もり金額を確認して、その金額を前提で依頼していますし、追加の料金に関しても依頼者の了承を得ていない、一方的な追加料金はおかしいです。そのような場合は、遺品整理業者の言いなりにならず、行政を頼って解決するようにしてください。

不法投棄された遺品から個人情報が漏れた事例

遺品整理をした上で業者に不用品処分を依頼した結果、それらが適法に処分されずに不法投棄されていたというケースも少なくありません。こうしたケースだと、多くの場合に依頼者が知る術もないのですが、その中に手帳や手紙、名刺など個人情報につながるものがあるとトラブルにもなりかねません。

遺品が不法投棄されると故人には連絡がつかないので、連絡は基本的には遺族のところに来ることになります。遺品整理の不用品処分だと、一般廃棄物処理業許可を持っている業者なら、家庭ゴミをきちんと処分してくれるので安心です。

解決策

このトラブルの場合、依頼した時には不法投棄されることを知らなかったので、そのことで罪に問われる可能性は低いと考えられます。

しかし、このようなトラブルに合わないためにも、まずはきちんとした遺品整理業者に依頼することが大切です。遺品整理業者が不用品処分を行う場合は、一般廃棄物収集運搬業許可・産業廃棄物収集運搬業許可を持っているかどうかが重要になります。

これらの許可は、不用品を回収した後、中間処分施設や最終処分場への運搬を仕事としてよいという証明になります。遺品整理の仕事をする上で必要なものなので、許可を持たない遺品整理業者には依頼しないでください。

そして、不用品処分を行う場合は、必ず領収書を貰うということです。領収書があれば、もし不法投棄で連絡があった場合でも、「どの業者に依頼していつ処分した」という証明になります。