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優良な遺品整理業者の選び方

遺品整理業者を選ぶ際はサービスの品質に着目

遺品整理業者の選び方の説明イメージ

贔屓にしている遺品整理業者がいるなどという話しは滅多に聞きませんし、そもそも遺族として故人の身辺整理に関わった経験を持つ人も多数を占めるわけでもなく、いざ自分が遺品整理を取り仕切る立場となった時、どんな専門業者に依頼するのが正解か、具体的なイメージも湧かないでしょう。

また、複数の遺品整理業者を比較するとして、公式サイトや見積もりを見ても、遺品整理の経験や知識がなければ、サービス内容がどう違うのかわからず、せいぜい金額が安い方を選ぶといったことになりがちです。

そこでここでは、遺品整理は初めてでもできるだけ優良な遺品整理業者を見つけるためのわかりやすいポイントを紹介しています。

1)遺品整理作業に関連する許可証を取得しているか

遺品整理自体に法的な資格や免許があるわけではないのですが、業務を適切に行うことができる業者の目安として、以下のような許可証の有無を確認するといいでしょう。

  • 社団法人遺品整理士認定協会の認定資格所有者が在籍している
  • 一般家庭の不用品を処分するための一般廃棄物収集運搬許可証を取得している
  • 遺品の買取・引取をするための古物商許可証を取得している
  • 企業の不用品を処分するための産業廃棄物収集運搬許可を取得している

2)料金や見積もりの詳細が明確であるか

遺品整理サービスの料金は、業者による違いがあり簡単に比較することはできませんが、明朗会計な業者なら内訳が細かく設定されており、事後に追加費用を請求することはありません

公式サイトの参考価格は「2LDKで140,000円~」などと概算になっていたとしても、見積もりはクリアで、料金に含まれる項目とオプションとなる項目がきちんと分けられていることをチェックしてください。

3)顧客対応が誠実でサービス品質が高い

遺品整理と引っ越しは、私物の整理・移送という意味で共通点もありますが、一番の違いは依頼する側の心身状態にあります。遺品整理は、大切な方を亡くした遺族が依頼者となるのが一般的で、優良業者なら言葉遣いや遺品の取り扱いなどに丁寧さが表れます。

故人の大切な思い出の品々を扱うことになるので、単なる不用品処分とは違う誠実な対応をしてもらうためにも、電話やメールの問い合わせ対応などからサービス品質を見極めましょう

注目の資格【遺品査定士】とは?

普段の生活の中では、遺品整理業者と関わることはありません。冒頭でも、説明しているように、貴重品の無断回収などのトラブルも発生しています。

しかし、今現在は、遺品の査定に明確な基準などが無いため、そこに漬け込み不正な買取や回収をする業者がいるのです。そのようなトラブルに合わないためにも、遺品査定士がいるのです。

遺品査定士とは?

残された遺族の気持ちに寄り添いながら、故人を想いながら遺品と向き合い、査定をしていくお仕事です。法律に従って対応するので、古物商をはじめ遺品の査定に必要な、買取に関わる一定の法知識を学んでいます。

また、値段がつく遺品と一言でいっても、たくさんの種類があるので、幅広いジャンルの知識を学び、時には各専門家と連携して査定を行ってくれます。

遺品査定士の役割とは?

遺品には、故人の想いが詰まっています。その想いも一緒に、遺品を次に引き継ぐお仕事です。そのために、きちんとした価値の説明と、査定・買取を行ってくれます。
また、遺品査定士自身が取り扱えない程、価値がある遺品の場合には、各専門家に連絡を取り、関係を結び適正な査定・買取ができるようにする役割があります。

遺品査定士のお仕事とは?

買取できる遺品をしっかりと査定して、遺族に分かりやすく説明します。説明の際には、必ず書類を作成し渡してくれるので安心です。また、買取を依頼した遺品は、クーリングオフの期間を設けています。ですから、書類等はきちんと保管しておくようにしてください。

遺品査定士のいる業者に依頼するメリット・遺品査定士がいない場合のデメリット

では、遺品査定士のいる業者といない業者、依頼するメリット・デメリットがどうなっているのかを確認してみましょう。

遺品査定士のいる業者に依頼するメリット

・遺品の「査定」「買取」に特化した資格なので、適正な買取を行ってくれます。

・遺品査定士自身が、「判断できない」と思った遺品は、各専門家と連動し適正な査定・買取ができるように努めてくれます。

・遺品査定に必要な買取にかんする一定の法令を学んでいるので、法に沿って査定をしてくれます。

・故人の想いも一緒に、大切な遺品を、次の方へ繋ぐことができます。

遺品査定士がいない業者に依頼するデメリット

・遺品整理の経験が少ない、アルバイトの人が作業をしている可能性があります。その場合、遺品整理のノウハウがきちんと備わっていないため、しっかりとした遺品整理ができていないことがあります。

・遺品整理は、遺品を1つ1つ確認し、分類ごとに仕分けをしていく作業です。そのため、時間と人手がかかってしまいます。しかし、遺品回収を目的としている業者の場合、遺品をしっかりと確認しないで、運び出し回収して行ってしまうことがあるようです。

後は、上記でも紹介したような、貴重品の無断回収や料金トラブル、不法投棄の事例が報告されています。

肩書や資格は安心の証明ではない

遺品整理を行うのに必要な免許は、実際の所ありません。なので、肩書と資格だけでは安心の証明にはならないのです。では、詳しく確認していきましょう。

 

一般社団法人とは?

一般社団法人は、一般の人でも立ち上げることのできる法人です。
つまり、普通の会社と同じという意味で、国家的に力のある法人ではありません。

遺品整理士・遺品査定士は民間の資格

遺品整理士や遺品査定士を認定している「一般社団法人 遺品整理士認定協会」も同様のことが言えます。遺品整理士や遺品査定士は、民間の資格で国が定めている資格ではありません。なので、安心の証明ではなく、これらの資格は安心できる要素の1つということを認識しておきましょう。

引用元:品査定士‐“日本初”遺品に関わる査定の知識を学ぶ
http://is-am.org/index.php

しかし、遺品整理を行う上で必要な許可はあります。
・不用品の処分を行う場合:一般廃棄物収集運搬業許可
・不用品の買取を行う場合:古物商の許可

「一般社団法人」「遺品整理士」「遺品査定士」などの肩書や資格はあくまで目安とし、遺族へのきちんとした対応や、しっかりとした知識などを見極めることが大切なのです。

遺品整理を依頼する際は、業者の公式ホームページなどを確認して、
・一般廃棄物収集運搬業許可
・古物商の許可
・遺品整理士
・遺品査定士
などを確認し、口コミや利用者の声を参考にして依頼するようにしましょう。