HOME » 騙されないための遺品整理ガイド » 悪徳業者の見分け方

悪徳業者の見分け方

悪徳業者に引っかからないコツ!まずは遺品整理士を知ろう

一昔前までは、故人の家や部屋の片付け、不用品の処分、清掃などの遺品整理は、遺族で行われるのが一般的でした。

しかし、現在は高齢化が進み、核家族が増えていることもあり、故人の部屋の片付けができないという生活スタイルに変化してきています。このような影響を受け、遺品整理という業者の数が年々増えているのです。残された遺族に寄り添いながら、より良い遺品整理のお手伝いができるように遺品整理士や遺品査定士という資格があります。

遺品整理士とは…

・残された遺族への配慮ができ、しっかりと対応してくれる
・遺品整理についての正しい知識を持っている
・遺品整理の流れを心得ている
・遺族の希望に沿った遺品整理をするために、委託する業務などを判断し、機関や企業、業者との調整をする

このように遺族をサポートし、遺品整理を行うのが、遺品整理士です。

遺品査定士とは…

・査定に関する正しい知識を持っている
・遺品を査定する際の流れを心得ている
・査定に関する法律を学んでいる
・故人の想いに配慮して遺品を扱える

このように遺品を正しく扱い、査定を行うのが、遺品査定士です。

遺品整理士や遺品査定士が注目される背景

上記でも説明しましたが、今は昔に比べ生活スタイルが変化してきています。高齢化や核家族化が進み、2030年には「超高齢化社会」になると言われています。また、50歳異常の男性の3人に1人は、未婚、高齢者の2人に1人は孤独死する可能性があるのです。
そのため、遺品整理士や遺品査定士の需要が高まっています。

遺品整理士と遺品査定士の違いは?

遺品整理士と遺品査定士、同じようなことをしているように感じますが、実際には違いがあります。
では、どのような違いがあるのかを確認してみましょう。

遺品整理士の特徴

・遺品の仕分け、処分、搬出、お部屋の清掃が主な業務。
・遺品をどのように整理していけば良いのかという知識を持っている
・遺品整理全般の知識を習得している
・遺品整理を行う際にしっかりとした判断や指示を下す
・遺族の気持ちに寄り添いながら、故人の遺品を整理する

遺品整理士は、このような特徴・心得があるため、行政が優先的に遺品整理に関する仕事を発注するように働き掛けています。

遺品査定士の特徴

・遺品の買取を行う際に、適正な価格を提示できる知識を習得している
・買取に関わる法律の知識がある
・遺品査定士自身で、査定するのが難しい場合は、各専門家と連携して適正に評価できるように務める
・遺品の買取をする際には、書類を作成し理解できるように説明してくれる
・故人がどれだけ大切にしていたか、その想いも一緒に遺品を次に繋げてくれる

遺品整理士とは…
【故人の遺品を整理し、思い出の遺品を守る専門家】

遺品査定士とは…
【故人の想いの詰まった遺品の価値を理解し、適正な査定・買取を行う専門家】

専門的に遺品整理を行っている業者もいれば、引越し業者や不用品回収業者、リサイクル業者が遺品整理業を行っていることもあります。どの業者が良いということは一概には言えませんが、トラブルを回避するためにも、上記のチェックポイントと合わせて、遺品整理士や遺品査定士のことについても覚えておきましょう。

トラブルからわかる詐欺まがいの遺品整理業者の傾向

遺品整理業者に限らず、どの業界にも悪徳業者は一定数存在します。特に遺品整理というサービスは、同じ人が頻繁にリピート利用する種類のものではないため、初めて依頼する際に業者の本質を見抜くのは容易ではありません。

遺品整理に関する業者とのトラブルで多いのは、以下のようなケースです。

  • 見積もりが明確ではなく事後に追加費用を請求された
  • 先払いで費用を要求され、その後連絡がとれなくなった
  • 処分を依頼した遺品を不法投棄された
  • 遺品のお焚き上げ供養をせずに処分された
  • 遺品を仕分けせずにすべて不用品処分された
  • 遺品の取り扱いが雑で形見分けの品が損傷した

そう、ポイントとなるのは費用、遺品の取り扱い、事後の処分といった3つが大半で、こうしたトラブルに遭わないためにも遺品整理業者の見分け方を知っておく必要があります。

詐欺的な遺品整理業者を回避するためのチェックポイント

詐欺まがいの遺品整理業者に依頼をしないためにも、公式サイトからわかる情報や、問い合わせや見積もりのやりとりからわかる応対などで、何をチェックすべきかを紹介しておきます。

地元密着型で歴史のある企業は比較的信頼できる

遺品整理や葬儀は地域での評判が事業に大きく影響するので、地元で長年の実績を残している業者ならある程度信頼してもいいでしょう。反対に、会社の所在地や連絡先などがきちんとしていない業者は避けてください。

遺品整理士資格や各種許可証を取得していれば安心

必須資格ではないものの遺品整理士資格所有者がいる業者や、一般廃棄物収集運搬許可証古物商許可証など遺品整理に必要となる許可証を持っている業者かを確認しましょう。こうした資格や許可などを一切持っていない業者だと、やはり不安と言わざるを得ません。

現地調査して見積もり提示する業者は真っ当

遺品整理業者の中には、メールや電話だけで見積もり金額を提示するところがあります。参考価格ならまだしも、真っ当な業者なら現地を見て汚損状況搬出経路を確認しないと正確な見積もりは出しません。安価な見積もりで即依頼してしまうと、後で不当な請求を受けることもあるので、注意してください。

依頼は契約書を締結、料金は後払いが基本

遺品整理サービスは業務としてデリケートな面もあるので、きちんとした業者は契約書を用意していて、依頼は書面での確認を経た上で行います。また、料金は後払いであり、先に入金を急かすような業者は絶対に避けてください。